家ができるまで

プランがまとまったら敷地の地盤調査を行い、どんな地盤であるか確認します。地盤が悪いときは適切な地盤補強を行います。

工事着手前に地鎮祭を行います。
その土地の神様を祀って、工事の無事や順調な竣工を祈願する儀式です。
神式、仏式などお客様のご意向で可能です。

いよいよ基礎工事着手。
基礎の区画やレベルを決める工程です。

型枠を組んで配筋工事を行います。配筋を組んだら第三者の検査を受けます。

建築士の資格を持った検査員が図面通リ適正な鉄筋配筋が組み立てられているか全体を検査基準により検査します。
合格しないと次の工程へは進めません

長期優良住宅仕様のべた基礎の完成です。
基礎には白蟻消毒剤のエコボロンを仕様。
シロアリ10年保証をお客様に発行致します。

基礎が終わると次は大工工事です。
基礎の上にエコボロンを付着させた土台を敷きます。

プレカットされた木材をクレーンで釣り上げて、組み立てていきます。この工事は大勢の大工さんによって１日で行われます。工事の工程の中でも大イベントです。（プレカット＝予め刻んだ木材を言います。）

屋根工事～外装工事までおおよそ5週間

建て方が終わると屋根工事です。防水のためのアスファルトシートを屋根に敷いていきます。雨漏りをさせないための大事な工事です。

軽く建物への負担が小さいガルバリウム鋼板材の屋根です。色あせのしにくく、遮熱性能も持ち合わせたカラー鋼板です。

建物外周部に構造用合板を貼り、地面から1.4ｍの高さまで白蟻消毒を塗布します。
構造用合板は住宅の耐震性能と性能を上げます。

バルコニーの防水はFRP防水を行います。
バルコニーは複雑な納まりになるので仕上がった後雨漏り検査を行います。

立て方が終わるとお客様がショールムで決めて頂いた仕様を基に特注したシステムバスが現場搬入・組立を行います。

屋根の内側に遮熱パネルを貼りあげます。小屋裏空間は熱がこもりやすので、このパネルを使用することで室内の温度上昇も抑えられます。

外壁の下地として遮熱・防水・透湿シートを施工します。壁内部の腐食を防ぎます。
外装と内装は同時進行です。

雨漏りの原因第1位が防水シートの不具合によるもの。外装下地検査を実施します。
弊社では雨漏り欠陥の阻止。
大切なお客様のお家ですので全棟外装下地検査を標準仕様としています。

外壁に通気胴縁を取付けて通気層を確保します。
窯業系のサイディングを貼りコーキングを目地に充填します。

外部足場が外れておうちの形が姿を見せました。

コロナ温水床暖房の施工です。ヒートポンプ式なのでガスに比べてランニングコストが1/2になります。

床は12㎜のフローリングを貼って傷がつかない様に品質保持のために全体に床養生をします。壁は12.5㎜・天井は9.5㎜の石膏ボードを貼ります。

大工工事が終わると仕上げ工事。
お客様にオーダーメイドでお選び頂いたクロスを貼ります。最初にパテ下地処理を3回行います。仕上りに一番影響するので細心の注意が必要です。

造り付けカウンターにウレタン塗装を入念に行いほこりや傷がつかない様に徹底した養生を行います。

内装クロスが仕上がり、給排水衛生設備器具・照明器具を取り付けます。

①第三者検査、②職人自主検査、③完了検査、④社内建築検査、⑤施主検査、⑥引き渡し

建物竣工クリーニング・設備機器の試運転を終えて「感動の引き渡し」のセレモニーです。
家づくりの期間は平均4～5カ月を見込みます。